目黒区ってどんな街?

2015年の特徴として

毎年住みたいと思われる街や場所はそれとなく変化していきます。その時々の様子やこれから新しくオープンすることになるお店なども絡んでくれば、様々な選択肢の幅が広がっていきます。2015年も、ランキング上位勢では変動すること無く不動の人気を獲得し続けている地域もあれば、突如として人気を落としてしまったところもあります。そうした中で往年の住みたい街として掲げられているところといえば、何と言っても吉祥寺の存在は欠かせません。話題を集め続け、そして住みたいと長年言われ続けている理由も実際に訪れたことのあるなら理解できるはずだ。個人的には正直、あまりに雑踏としすぎて住環境という面ではあまり適しているとは思えないものの、やはり商業施設が集中している地域は人気の根底にあるといえます。

ここ数年の話で急上昇しているのが武蔵小杉の存在だ。都市開発を経て、さらに駅チカに建設されたタワーマンションの存在も相まって、人口はもちろん利用する人も着実に増えています。毎日南武線、もしくは東横線を利用している人にしてみれば、あまりの利用客の多さに目が眩む思いに苛まれていることでしょう。

さて、そんな中で昨年某サイトで行われた2015年の憧れの街ランキングにおいて吉祥寺が圧倒的な人気と支持率により首位という玉座を死守することに成功し、金メダルを獲得し続けている。2位には恵比寿というセレブ街を絵に描いたような街並みが来ており、順当と考えるにふさわしい銀メダル地域だ。次の3位につけて銅メダルを獲得したのは、なんとランキング上位10位外に昨年はランクインしていたが突如として急浮上した、目黒区がトップ3へと階段を駆け上がってきたのです。

いきなり目黒区、というのも中々面白いところかもしれません。ではどうして目黒区なのか、何がそこまで住環境として魅力的なのかと考えてみましょう。

目黒区の特徴

見て字のごとく、目黒区といえば東京都内23区内に属している地域となっていて、典型的な都市部に位置している街並みとなっています。ただこの目黒区とは周辺にある他区と比べて見ると、突出した特徴があるとすれば、商業都市としての色合いではなく住宅街という印象が特に強くなっています。その歴史を紐解いても人々が生活基盤とするにふさわしい場所として、過去現在までこの地域を故郷としている人はかなり多いとのこと。

ただ場所が場所だけに、その他の地域と比べても世帯平均年収についてはかなり高めとなっている点を考えても、白金などの高級住宅街とはまた違った、少しリッチだけど決して鼻持ちならないようないたたまれない雰囲気のない、住みやすさが魅力と考えられます。

他に目黒区といえば、区内に東京大学駒場キャンパスがあるなど学生が集いやすくなっている場所となっています。その点も近隣には学生街としても見れる、と思うかもしれませんが普通の一人暮らしが住む街としてはかなりリッチな方になってしまうので、ここに居を構えて優雅な学生生活を過ごしている人がいたらほぼ間違いなくセレブな家柄と言っていいでしょう。

街並みとしては悪くないかもしれません、ですがあえて言わせてもらうと他にはないような凄い魅力があるかと言われるとそこまで感じられないのも、ある意味目黒区らしい部分かもしれません。それはこれまでの歴史という観点から見てもはっきり取れる。

歴史的に見て

目黒区という街の歴史を紐解くとすると、一番最初に出てくることといえば、古来より伝わる遺跡の数が重層的に発見されていることだ。それも旧石器時代から古墳時代もあって、学術的な分野において貴重な資料が多数発見されている場所としても知られています。ですがこうした点を一般の、研究者ではない民間人が興味を示すかどうかという話になるとしたら、かなり際どいところかもしれません。大人になったら勉強したくない、そう考えている人も少なからずいるので関心が持てる人ほど目黒区に対して愛着を抱くかもしれません。

その他の歴史を見て、どんなことが起こっているのかと調べてみるものの正直これ以上何かしら凄い事が起こっているわけではない、そんな変哲もない答えになってしまいますが、事実だからしょうがないでしょう。またこうした見方によって見えてくるのは、激動な歴史を迎えることはなく、住宅街としての閑静さは昔から共通している点だった、そう分析することも出来る。

華々しい街としての歴史があればいいというものではない、かといって人間の歴史から見てありえないような重犯罪事件が発生したという事例が確認されていないだけでも良いところだ。それこそ足立区で過去に発生した、女子高生コンクリート殺人事件のような残忍な事件が起きようものなら住みたいと思う街になるはずもない。

自由が丘などの住宅街として人気が高く、治安的に安定した街並みは昔から愛されていただけあるようだ。

ヨダレが止まりません

目黒区という街は住宅街で、印象としてそれほど残らないと思っている人はかなり多いでしょう。ただそれは事実であるとしてもかなり悲しくなる点ではないでしょうか。もっと良いところはないかと探してみると、ちょっとおもしろい行事を見つけました。毎年開催されている催し物となっているそれを、楽しみにしている人もきっと多いと思います。その行事とは『目黒区さんま祭り』という、文字通りの露天で焼いた秋刀魚をおいしく召し上がれるのだ。お酒が大好きな人、秋の味覚の中でも代表格と言っても良い秋刀魚がたらふく食べられるという点は見逃せないはず。

一度は訪れておきたい、目黒区ならではのイベントとなっています。

人気を集めている理由とは何か

こうした点を鑑みて目黒区という街が、どうして住みたい街ランキング2015において3位にまで浮上したのかという点は、歴史的な側面はあまり関係ないと見ていいかもしれません。どちらかと言えば元来から住宅街として機能してきただけあって設備が行き届いているという点が大きく関係しているのかもしれません。ですがそれでは理由付けとして心もとなく、現代に置き換えてみてはっきりと見えてくることもあります。

ではそうした側面から見た場合の目黒区が住みたい街として人気を獲得するに至った経緯をもっと細かく紐解いてみよう。